アトピー改善物語3話(冷え体質から抜け出せない)
25年以上前の話ですが、
実は私、お風呂に入っても湯船に浸かる習慣が全くありませんでした。
真冬の雪の降る日にも、シャワーで済ませるというスタイル。
今考えると、思い出しただけでブルブルきちゃう。
でも、これには一応理由があって、面倒くさいから省いていたわけではなく、
湯船に浸かると直ぐにのぼせるから、湯船に浸かることが嫌いだったのです。
のぼせないように時間を調整したり、ぬるめの温度に設定したり。
けれども、かえって身体が冷えてしまう。
そうは言っても、頃合いの温度というものがありそうなものだけど、とにかく湯船に浸かって身体を温めようとすると、結局はのぼせる。。
あ~もう大変。
のぼせた後は、それは、それは、ぐったり。
顔は真っ赤、まさに茹でダコ状態。
もう、どうにもならないくらいダルくなる。
私にとって「湯船に浸かる=のぼせ」
温まるとか、リラックスするとか、そういった気持ちのよいものではありませんでした。
だから、ちょっと熱めのシャワーを浴びて済ませる。
真冬でもこのスタイルだったのです。
でも、こうして、ますます冷え体質から抜け出せないでいました。
お風呂でしっかり身体の芯を温めていないものだから、ベットの中で身体が冷えてくる。
ゾクゾクして眠れない。
だから、電気毛布を入れて寝る。
電気毛布は、温かく快適な眠りをつくってくれるけど、朝になったら身体はカッサカサで、しかも毎朝喉が痛い!
身体は脱水状態で朝を迎え、いつも体調が悪い。
ちょくちょく風邪を引く。
疲れが取れない。
けれども電気毛布を入れないで寝ると、寒くて眠れないので仕方なくそうする。
運動をする習慣も無かった私は、お風呂で汗をかかなければ、1日の内に一度も汗をかくことはない。
こうした習慣がより、のぼせる体質をつくっていることに後々気付くが、無知って怖い。
汗をかかない習慣は、汗腺の機能を著しく低下させ、排泄機能、代謝に影響させる。
この冷えの負のスパイラルから抜け出せないでいたんです。
そんな生活を送って、身体に良い訳無いけれど、どうしたら改善出来るのか
分からないまま、「仕方がない」と片づけ、年月が経ち、25歳の頃。
ストレスも重なり、また、全身にアトピーが勃発し始めたんです。
アトピー改善物語4話につづく