便について

20131027_門間さん_必要性「便について」

排出物の代表は「便」

私達は食事をして栄養を摂り、身体に必要のないものは外に出すという排泄機能を持っています。排泄物の代表は「便」ですね。
私はカウンセリングで「便秘はしていませんか?」と質問すると、
「便秘はしていません。」と答えるお客様に、「では、一日何回便が出ますか?」と質問をします。
すると「いえ、毎日は出ませんが・・・」と返ってくることがあります。
さらに「毎日出ないと便秘症なんですか?!」と。

便秘だということに気付いていない人も

一週間くらい便の出ない人が周りに多くいると、3日に1回の割合で便が出れば「私はまだ優秀」だと思う傾向があるようです。
どのような状態が便秘なのか、もはや分からなくなっている方が多いのが現状と感じます。

中には「毎日は出ませんが、2日に1回コンスタントに出ます!」と自信たっぷりにお話し下さる方もいらっしゃいます。「ん? 2日に1回がコンスタント?」と笑ってしまいますが(笑)
「便は一日1回~3回、食べた回数分出ていいんですよ」「これが理想的ですよ」と話すと、初めて自分が便秘症と分かるようなのです。

また、毎日便が出ていても、少量だったり、コロコロの硬い便が出て残便感が残ったりする方も、便秘と言えます。
このような便の人は、「身体が水不足だよ!」と訴えているようなものです。

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女性に便秘症が多い理由

腸を冷す食事

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食の素材によって身体を冷やす要素のあるものがある

これらを冷えるから食べてはいけない!と言っているのではありません。
ほどほどに、と言うことですが、その理由は、砂糖、牛乳、卵、精製された小麦粉、バター、生野菜は東洋的な考えで言うと陰性の食材で身体を冷やす傾向にあります。
例えば栄養満点の豆乳も身体を冷やす要素があります。
だからと言って身体に良くないのかと言ったら、それは間違いで、夏の暑い時には冷奴を食べて栄養を摂りながら、暑さを静める利点があります。
真冬に食べる時は、温かい湯豆腐にすれば身体は温まり、栄養も摂ることができる、と言うことです。
トマトも栄養満点の食材ですが、夏が旬の野菜は身体を冷却してくれる作用があるので、夏の生トマトは美味しく感じますよね。冬は生トマトより、トマトベースの煮込み料理の方が食べたくなりますね。
ところが、ヘルシーで美容にいいから、酵素が摂れるからと言って、夏も冬も関係なく冷たいフルーツジュースや野菜ジュースを習慣にして飲むと、身体はドンドン冷え体質になっていきます。

身体を温める要素のあるものを食べる

フルーツや野菜ジュースで酵素を摂りたいのならば冬はお味噌汁を飲むと良いでしょう。味噌は発酵食ですし、身体は温まり、お出汁からミネラルを摂ることが出来て腸にとっては最高です。
夏には、夏に合った物、冬には冬に合った物を選ぶと良いですね。
旬を考えた料理や飲み物は、自然の摂理に合った食べ方で、トラブルから身体を守ってくれるのです。

ですが、精製された砂糖や小麦粉、乳製品を多く摂ると季節に関わらず身体は冷えに傾きます。
まさに、スイーツ、パン、パスタの麺はこれらを使ったものですので、習慣にして食べると、知らず知らずのうちに身体を冷やし、代謝を落としてしまいます。

身体を冷やす食習慣は、腸にダメージを与えやすく、腸の蠕動運動を鈍くさせ便秘を引き起こします。

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噛む回数が少ない人は老け込みも早い

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これらの食べ物には、落とし穴があります。

それは、あまり噛まずに飲み込んでしまうものばかりなのです。
噛むことは、命の基本と言えます。
たくさん噛んで食事をすることは、健康と美容に大きく関わっています。
唾液は消化分解酵素で、さらに活性酸素を除去する働きがあります。
しっかり咀嚼された食べ物は、胃に負担をかけずに消化され、また、たくさんの唾液が腸内細菌のエサになり善玉菌の活性になります。
噛めば噛むほど便秘解消になり、自分の身体を守り、美しくするとうわけです。

ですが残念なことに、柔らかいものばかり食べていると、あまり噛まずに飲み込んでしまいます。便秘を改善したい人は、玄米や根菜料理、温野菜の料理など食物繊維たっぷりで、「たくさん噛まずにはいられない歯ごたえのある食事」を意識するのも一つですよ。

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女性ホルモンによる影響

女性に便秘が多い理由に、女性ホルモンの働きが影響をしています。
妊娠するための機能として女性には毎月きまって生理が訪れます。
生理の終わり頃から、約一週間は卵胞ホルモン(エストロゲン)の影響で、女性は美しさを放ちます。お肌はキレイになり、髪の毛も艶やかに、心も穏やか、ハツラツとしてきます。
ですが、一週間を過ぎると排卵が終わり、黄体ホルモン期(プロゲステロン)に入り、皮脂の分泌が盛んになり、お肌にトラブルが現れやすくなります。むくみや身体の不調を感じます。精神面でもイライラしがちです。

この黄体ホルモンは、妊娠に備えたホルモンで、栄養を吸収する役割を持つ腸の動きを鈍らせ、できるだけ栄養を吸収しようとするのです。この機能がより便秘に拍車をかけてしまうのです。ですから、生理前になると便秘しやすい女性が多いのです。
女性は特に、日頃から腸内環境に良い食物繊維、オリゴ糖、お水などを積極的に摂り、腸の働きを良くしておくことが必要です。

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お水を飲まないことで便秘になる人が多い

私はカウンセリング時に「水分は何で摂りますか?」と必ず質問します。
すると、お茶やコーヒーなどで水分を摂ってはいますが、「お水」を飲む量が極端に少ないことが分かります。

水を飲む女性
水分

成人の身体の水分は約60%です。
赤ちゃんの時は約75%もの水分があります。
赤ちゃんのお肌はみずみずしくプルンプルンですよね。
年を重ねる内に身体の水分は減少し、大人になると60%となり、老人になると50%近くになります。いわゆる、身体の水分量が減るという事は老化に近づくと言うことです。
代謝や免疫を高めるのは水分が必要ですから積極的に摂らなければなりません。
特に腸は水分と栄養を吸収し各臓器、細胞に送り届けていますが、腸に水分が不足すれば当然便は水分不足の硬い便となり、スムーズに腸を通過してくれません。また、硬い便は肛門に負担をかけ痔の引き金になります。
隠れ痔の女性が多いのも事実です。
硬い便が出ているとしたら、あなたの身体は水分不足と思って下さいね。

ここで、少しお水の飲み方をお話しします。
前ぺージでも述べましたが、たくさん噛んで飲むことをお勧めします。
ガバガバ飲まずに、一口お水を含んだら、ゆっくり噛んで下さい。
お水も唾液と絡めて飲むと、腸から充分に水分が吸収され身体の隅々まで行き渡り、お肌も、髪の毛もみずみずしくなりますよ。便も、程良く水分を含みスムーズに排便できます。