腸のしくみ

■「腸」は植物でいえば「根」にあたる部分
木(樹)の診断士は木が病気にかかると必ず「根」を診ます。
病気が葉に表れても、病気の根源は「根」あるからです。
人間もこれと同じ。
例えば、病気が一時的に改善しても、それが「根本」を無視したものであれば、やがてまた症状が現れます。
病気にしても、ニキビにしても同じことです。

■「腸」は全てのものを吸収する
食事をすれば、胃で食べ物をドロドロにし、十二指腸で胆汁などが混ざり、更に消化されやすい状態になります。
そして、小腸で栄養が吸収され残りは大腸へ行きます。
「根」が土の養分を吸収するように、人間も食べ物の栄養素を「腸」で吸収しています。
大腸にいつまでも排泄物を留まらせておくこと、つまり便秘をしている状態は排泄物を体温で温め腐敗させていることと同じです。

■「腸内細菌」
小腸の終わりから、大腸全体にかけて約100種類、100兆個の「腸内細菌」が存在します。

「腸内細菌」には、善玉菌と悪玉菌とに分けられます。(正確には日和見菌もある)
・「善玉菌」には乳酸菌、ビフィズス菌などが代表的な菌。
食事からの栄養分をエサに、人間の身体に有利な物質を吐き出しています。

・「悪玉菌」には大腸菌、ウエルッシュ菌、ブドウ球菌などが上げられ、人間にとって有害な物質を吐き出します。

では、腸が「善玉菌」だけになったらいいのか。
そうではなく、腸の中は「善玉菌」が優位の状態がベスト。
いくら、健康に気を付けていても、腸の中を「善玉菌」だけにすることはできません。また、全ての「悪玉菌」を排除することもできないのです。
あくまでも「善玉菌」優位。
「悪玉菌」は「善玉菌」の活性や免疫を維持するために必要な菌でもあるのです。

善人もいれば、悪人もいる。
でも、善人の方が多い。
人間社会に似ていますね。

■「善玉菌がしてくれること」
・免疫力を高める。(自然治癒力を高める)
マクロファージは腸に集中。 様々な病気の改善になる。
・老廃物の排泄を高める。(血液サラサラ)
・老化を遅らせる。(アンチエイジング)
・ホルモンバランスを整える。(生理が順調になる。ウエストのくびれができる、
胸の張りが出る、などの女性らしいボディラインに。)
・便通がよくなる。
・美肌(吹き出物、シミに対しても効果あり)
・たるみの改善
・血行が良くなる(低体温の改善、肩こり、頭痛、むくみの改善)
・精神のバランスが安定する(心理的安定のホルモン、セロトニンの分泌が促進される→質の高い眠り
・無駄食いしなくなる(お腹空いていないのに、なんとなく食べてしまうこと
が無くなります)
・ウエストのクビレができる。
・理想的な体温をキープ(低体温の改善)
・新陳代謝が高まる。
・熟睡ができる
・身体の緊張がほぐれやすくなる